タクシーの隔日勤務ってきつい?生活リズムの実態を現役ドライバーが正直に語る

タクシー転職

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「隔日勤務って体がきつくないの?」
「生活リズムが崩れそうで不安…」

タクシー運転手への転職を考えたとき、こんな疑問を持つ人は多いと思います。

この記事では、関西で現役タクシー運転手をしている私が、隔日勤務の実態と生活リズムについてリアルに解説します。


この記事でわかること

  • 隔日勤務の基本スケジュール(何時から何時まで?)
  • 実際の睡眠・休息パターン
  • 慣れるまでにかかった期間
  • 隔日勤務のメリット・デメリット(体験談あり)
  • 向いている人・向いていない人

隔日勤務とは

隔日勤務(かくじつきんむ)とは、1日働いて翌日は休み、また翌日働くという勤務形態です。

1乗務が日をまたぐことが多く、乗務翌日のことを業界では「明け番」と呼びます(公休とは別物です)。

典型的なスケジュール例

時刻 内容
7:00 出庫(乗務開始)
〜翌2:00〜3:00頃 帰庫(乗務終了)
翌日 明け番(乗務の翌日。自由に使える)

乗務時間は会社や曜日によって多少異なりますが、おおよそ17〜20時間の拘束になります。

月の乗務回数は12〜13回が標準で、明け番が12〜13日、さらに別で公休が月6〜7日あります。


実際の生活リズム

正直に言います。最初の1〜2ヶ月は生活リズムが完全に崩れました。

慣れる前(入社〜2ヶ月)

乗務が終わって帰宅するのは深夜2〜3時。

私の場合、夕食は勤務中に済ませているので帰宅後は食べません。深夜に食べると太るので、これは意識的に続けていることです。帰宅したらそのまま入浴して就寝するパターンが定着しています。

ただ、問題は眠りの質でした。

疲れているはずなのに、帰宅後は4〜5時間で目が覚めてしまうことが多いんです。
転職当初はそのまま変な時間に二度寝してしまい、次の乗務前夜にしっかり眠れないという悪循環に陥ることが何度もありました。

起床時間・就寝時間が毎回ズレるため、体内時計がバラバラになります。
乗務の終盤(深夜〜明け方)に強い眠気に襲われることも多く、これが一番きつかったです。

慣れた後(3ヶ月以降)

体が慣れてくると、リズムの作り方がわかってきます。

私が落ち着いたパターンはこうです。

乗務日 帰宅後すぐ就寝(3〜4時)→ 4〜5時間で一度起床
明け番 起床後は散歩・買い物など外出して昼寝をしない。夜は早めに就寝
次の乗務前日 お酒を飲みすぎない。夜は早めに就寝して乗務に備える

4〜5時間で目が覚めてしまうのは今でもそうですが、目が覚めたらなるべく外に出るようにしています。散歩でも買い物でも、体を動かして昼寝をしないようにする。そうやって夜に自然と眠れる状態を作るのが、リズムを安定させるコツだと気づきました。

もう一つ意識しているのがお酒です。私はお酒が好きなのですが、飲みすぎると睡眠の質が明らかに落ちます。特に乗務前日に飲みすぎると、翌日の乗務がしんどくなる。なので乗務前日は飲む量を抑えることを自分ルールにしています。


乗務中の仮眠について

隔日勤務では、乗務中に仮眠を取ることが認められています。

会社によって仮眠室・仮眠スペースがある場合もありますし、車内で休憩する形の場合もあります。

私が実践しているのは「深夜前に先に寝ておく」という方法です。

金・土曜や祝前日など夜が遅くなりそうな日は、昼過ぎの暇な時間帯(14〜16時頃)に車の中で30分〜1時間仮眠を取るようにしています。夜が稼ぎ時なのに深夜に眠くなっては本末転倒なので、先に眠気を消しておくイメージです。

日中忙しくてまとまった時間が取れない日でも、昼食後は眠くなりやすいので、10分程度でも車の中で目を瞑って休むようにしています。10分でも体が回復する感覚があります。

車中仮眠に携帯枕が便利

車中仮眠のお供として愛用しているのが携帯用のエアーピローです。

シートに座ったまま首に当てるだけで頭が安定して、短時間でもぐっすり休めます。軽くてコンパクトなので常に車に積んでおけるし、内蔵ポンプを押すだけで膨らむので使いたい時にすぐ使えるのが気に入っています。

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仮眠が取れる環境かどうかは、会社選びの重要なポイントです。


隔日勤務のメリット

月の休日が圧倒的に多い

月12乗務の場合、明け番が12日+公休が6〜7日で、休みは月18〜19日になります。

「え、そんなに?」と思うかもしれませんが、本当にそうなんです。

もちろん乗務日は17〜20時間働くので単純比較はできませんが、まとまった自由時間が確保しやすいのは事実です。

趣味・副業・育児など、仕事以外の時間を大事にしたい人には大きなメリットです。

オン・オフのメリハリがある

乗務日は朝から深夜まで集中して働き、明け番は完全に自分の時間。

疲れていれば丸一日休めます。体調が良ければアクティブに動けます。
前職で毎日9時〜18時の固定勤務をしていた頃より、精神的な疲れは少ないと感じています。


隔日勤務のデメリット

家族との時間が合わせにくい

乗務日は朝から深夜まで不在になるため、家族との夕食・週末の予定が立てにくいのは本当です。

隔日勤務のスケジュールはカレンダー通りではなく、会社や乗務の組み方によって変わります。
事前に家族に理解してもらうことが必要です。

深夜の眠気は慣れるまでが勝負

前述の通り、最初の数ヶ月は深夜〜明け方の眠気がきつい。

これが一番の関門です。
タクシー運転手の事故で多いのもこの時間帯です。
眠気を感じたら無理せず仮眠を取る習慣を早めに身につけることが大切です。

明け番は回復だけで終わる日もある

17〜20時間近く働いた明け番は、体が回復するだけで終わる日もあります。
特に最初のうちは、せっかくの明け番が「ただ寝るだけの日」になりがちです。


隔日勤務に向いている人・向いていない人

向いている人

  • まとまった休みを月に何日も取りたい人
  • 1日集中して働いたらしっかり休みたい人
  • 夜型・深夜でも動ける体質の人
  • 前職が固定シフトで精神的に疲弊していた人

向いていない人

  • 毎日同じ時間に起きて生活リズムを整えたい人
  • 家族との夜・週末を最優先したい人
  • 深夜の眠気が体質的にどうしても克服できない人

タクシーへの転職を考えている人へ

隔日勤務を実際に体験してみると、「思ったよりできる」という人と「やっぱり合わない」という人に分かれます。

会社によって乗務時間・仮眠環境・勤務シフトの組み方が違うので、入社前に条件をしっかり確認することが重要です。

複数の会社を比較したいなら、ドライバー専門の転職サービスが便利です。


まとめ

  • 隔日勤務は17〜20時間乗務して翌日は明け番、月12〜13乗務が基本
  • 明け番とは別に公休が月6〜7日あり、休みは月18〜19日になる
  • 帰宅後は4〜5時間で目が覚めやすい。転職当初は悪循環になりやすいので要注意
  • 深夜の眠気が最大の関門。仮眠を積極的に活用することが重要
  • 月の自由時間が圧倒的に多く、まとまった時間を確保できるのが最大のメリット
  • 家族との生活リズムが合わせにくい点はデメリット

隔日勤務を不安に感じている方の参考になれば嬉しいです。

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