二種免許の合宿10日間リアル体験記【現役タクシードライバーが全部話す】

タクシー転職

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「合宿免許って実際どんな感じ?きつい?」

タクシー転職を考えている方から、こういう質問をよく受けます。

私自身、タクシー会社に入社した際に合宿免許で普通二種免許を取得しました。
この記事では、その10日間をリアルに振り返ります。
良かったことも、しんどかったことも、全部正直に書きます。


この記事でわかること

  • 合宿免許の1日のスケジュール感
  • 技能講習でやること・難しいポイント
  • 学科試験の難易度
  • 食事・宿舎の実態
  • 合宿免許に向いている人・向いていない人

なぜ合宿免許になったか

私が入社したのは夏休みの時期でした。

会社から「近くの教習所に通いで取ってください」と言われたのですが、夏休みシーズンで近隣の教習所はどこも満員。予約が全然取れませんでした。

仕方なく空きを探したところ、隣の県の教習所に合宿プランの空きがあったのでそこに申し込みました。合宿免許は最初から選んだわけではなく、なし崩し的に決まったというのが正直なところです(笑)。


教習所までの移動

教習所は隣の県にありました。

私は高速バスで向かいました。
ところが同期の人たちは自家用車で来ていました。そういう選択肢もあるのかと少し驚いた記憶があります。

教習所の周辺は田んぼだらけのド田舎。最寄りのコンビニまで徒歩20分という環境でした。
ただ宿舎から教習所まではほぼ徒歩圏内だったので、移動のロスはありませんでした。


一緒に受けた同期の話

私が入校したタイミングで普通二種を受けていたのは、私を含めて2人だけでした。

大型二種のコースも合わせると同時期に10人前後はいたと思います。

夏休みシーズンということもあり、普通一種を取りに来ている大学生がたくさんいました。ただ、二種コースとは時間帯も宿舎も違うことが多く、ほとんど交流はありませんでした。

二種免許の受講者は社会人や転職者が中心で、それぞれ仕事の合間を縫って来ている感じでした。


1日のスケジュール感

合宿なので当然ですが、序盤はみっちりです。

入校直後は朝から夜まで講習が詰まっていました。
技能・学科・危険予測の講習など、内容によってスケジュールは変わりますが、最初の数日間は空き時間がほとんどなかった記憶があります。

後半になるにつれて1日あたりの講習コマ数は少なくなっていきます。
卒業検定が近づくと「今日は午後に1コマだけ」という日もありました。

序盤に体力を使い切らないように、最初の数日間の疲れ方は注意したほうがいいです。


技能講習で最初にやること

技能講習で最初にやることは、自分の運転のクセを自覚させられることです。

二種免許は、一種免許(普通免許など)を取得済みの人が受けます。
つまり全員がある程度運転経験のある大人です。

そのため指導員は「運転ができるかどうか」ではなく、「二種免許として不適切なクセがないか」を最初にチェックします。

確認不足・停車位置・ハンドルの戻し方・乗客への気配りを意識した運転——こういった部分で自己流が染みついていると、そこから矯正することになります。

私自身はクセが少なかったようで、最初から大きく指摘されることはありませんでした。
ただ一緒に受けていた人の中にはクセが強い方もいて、同じポイントを繰り返し指摘されていました。教官も根気強く付き合っていましたが、受けている本人は少しつらそうでした。

普段の運転で「俺はうまいほうだ」と思っている人ほど、最初の矯正がしんどいかもしれません。


学科試験は難しい

二種免許の学科試験は、一種免許のときより難易度が上がります。

旅客を乗せる職業ドライバーとしての知識が問われるため、問題の深さが違います。
引っかけ問題も多く、なんとなくの感覚では正解できません。

私が主に使った勉強方法は2つです。

教習所内の自習PC
教習所に学科学習用のパソコンが置いてあり、過去問形式で練習できました。空き時間にとにかくこれをやり続けました。

スマホアプリ
二種免許対応の学科対策アプリがあります。移動中や食後のちょっとした時間に使えるので便利でした。

学科は「なんとかなるだろう」と甘く見ると足をすくわれます。
合宿中の空き時間はほぼ学科勉強に使うくらいの気持ちでいたほうがいいです。


食事と宿舎の実態

食事は3食すべて宿舎の食堂で提供されました。

ただ、量が少なかった。

技能講習で身体を動かしていることもあって、私はいつも食後に少し物足りなさを感じていました。コンビニが遠いので気軽に買い足しにも行けない。おやつや軽食を持参することをおすすめします。

宿舎は禁酒禁煙のルールがありました。

私はお酒が好きなので、これが地味につらかったです(笑)。
10日間ずっと飲めないのは、慣れない環境でのストレス発散手段がない感じがして、思いのほかきつかった。お酒が好きな方は覚悟しておいてください。


合宿免許のメリット・デメリット(体験を踏まえて)

実際に経験してみて感じたことをまとめます。

よかったこと

  • 10日間で集中して取れる。仕事を早く始めたい人には最適
  • 免許取得に集中できる環境。余計な誘惑がない(逆に言えばそれしかない)
  • 同じ時期に二種を目指している人と仲良くなれた。今でも情報交換できる仲間がいる

きつかったこと

  • 序盤は朝から夜まで講習が続く。体力を消耗する
  • 食事の量が少ない。空腹になりやすい
  • 禁酒禁煙のストレス。お酒好きには10日間は長い
  • 田舎なので気分転換できる場所がほぼない

こんな人に合宿免許はおすすめ

  • 早く転職したい人: 通いだと2〜3ヶ月かかるところを10日前後で終わらせられる
  • 誘惑に負けやすい人: 田舎の教習所は娯楽がなく、強制的に勉強に集中できる
  • 近くに二種対応の教習所がない人: 地方によっては合宿一択のことも

逆に、小さいお子さんがいて長期間家を空けられない方や、身体の疲れが取れにくい方は通いを検討したほうがいいかもしれません。


合宿免許を探すなら

二種免許(普通二種・大型二種)に対応した合宿免許は、一種免許に比べて対応校が限られています。
複数の学校をまとめて比較できるサービスを使うのが効率的です。

費用・場所・卒業保証の有無など、自分に合った学校を選んでみてください。


まとめ

  • 序盤はスケジュールがみっちり、後半になるほど余裕が出てくる
  • 技能はまず「自分の運転のクセ」を矯正することから始まる
  • 学科は甘く見ると危ない。空き時間は全部勉強に充てるくらいでちょうどいい
  • 食事の量は少なめ。軽食の持参を推奨
  • 禁酒禁煙。お酒好きには地味につらい
  • 短期間で集中して取りたい人には合宿免許が最適

不安な気持ちはわかりますが、10日間乗り越えれば免許が手に入ります。
タクシー転職の第一歩として、ぜひ検討してみてください。

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